欧州委員会の構成と、指摘されている様々な課題。どのような点が、民主性に欠けるのか?

欧州委員会の委員の構成と、その課題について

この課題については、リスボン条約で触れられています。

欧州委員会の委員の構成につてい、民主性に欠ける点が多々あるようです。

 欧州委員会は、欧州連合(EU)の政策執行機関です。
その権限は強大であり、それゆえにさまざまな課題を抱えていたり、指摘を受けたりすることが
あります。

欧州連合という巨大な地域統合体の政策執行機関でありながら、欧州委員会を構成する27名の
委員たちは加盟各国の政府によって一方的に選出されているという点も、課題の一つです。
そこに欧州連合市民からの、直接の意思が反映されていない結果となっている点が指摘されて
います。

欧州委員会に対する不信任決議の権限は、欧州議会が有しています。
欧州議会の議員たちは市民の直接選挙によって選ばれていますが、その投票率自体が50%以下と
決して高くないため、欧州委員会と市民たちとの関係性が希薄である、民主性に欠けているという
課題に繋がっているのが現状です。

このような課題に対し、欧州条約の最新の修正条約であるリスボン条約において、民主的な統制を
強化する旨が記載されるようになっています。