欧州連合に向けて

欧州連合に向けて。

そのきっかけは古く、欧州石炭鉄鋼共同体の最高機関にまでさかのぼります。

欧州連合に向けてのきっかけ

欧州委員会とは、欧州連合(EU)各加盟国から1人ずつが代表として委員となり、欧州連合全体の利益となる政策を執行する機関を指しています。
その歴史は古く、1950年のシューマン宣言によって設けられたヨーロッパ共同体システムのうちの一つ、欧州石炭鉄鋼共同体の最高機関であったことから始まります。

1967年のブリュッセル条約を経て、ほかの2つの共同体と統一されて欧州委員会が正式に設立された後、委員長に就任したのがベルギーのジャン・レイでした。
欧州委員会の歴史の中でも、ジャン・レイの功績の中でも特に高い評価を受けているのが、関税同盟の完成とハーグ首脳会議における欧州統合の推進です。

関税同盟ではヨーロッパ内における経済や政治、文化の結束を強め、欧州統合の推進においては通貨統合を目指し、政治協力の体制基盤を作り上げました。
この結果、現在の欧州連合におけるユーロの導入、共通外交・安全保障政策が生まれることとなり、欧州委員会の歴史が欧州連合の歴史といかに強く結びついているかをうかがい知ることができます。